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2024/05/03 22:42 |
千と千尋の神隠し 見て
金曜ロードショーで「千と千尋の神隠し」を見ました。
心を持ってかれました。

こいつは劇場公開されたときに、映画館に見に行ったんですが、なにしろ8年前というと僕は小学3年生で、内気で泣き虫で、あと嬉しいと悲しい以外の感情を持ち合わせていない人間でした。だから「面白かったよなあ」という記憶しか残ってませんでした。あらすじなんて、劇場を出たときにはもう覚えていません。そういう子供でした。

でも成長するに従って知識も増えてきます。高校3年生になった今、あらためて視聴すると、いままで気がつかなかった背景の精緻さにも目が届くようになったし、あらすじを追うことで千尋という少女の気持ちが自然と理解できるようになっていました。ていうか千尋が可愛すぎて窒息しかけました。

僕は基本的にじいっと長い間映像を見ていることができないというか、しばらく頭を使わなかったらむずむずしてくるので、映画とかドラマは好きじゃありません。でも「千と千尋」、あるいはアニメ全般だったら大丈夫です。4時間ぶっつづけでグレンラガン見ても全然大丈夫です。
これは色々理由があるんだと思います。第二義的なものには「演技が嫌い」というのがあって、だから映画やドラマを見てるとうずうずして眉間にしわよせて頭を掻き毟っちゃうのです。ただ一番大きいのは、「アニメは分かりやすい」ということなんではないかな。基本的に象徴的というか、アニメにはかなり記号的な面があるので、僕の貧弱な脳ミソでも理解しやすいんだと思います。

とりあえず「千と千尋の神隠し」は面白かった。大学生になったらまた見てみよう。


6/8 追記

この作品ってなんでも、大学の民俗学の講義に使われたことがあるらしい。つまり、それだけ凝りに凝って作られてるということ。
だからある程度、知識の蓄積がある「大人」はすごく楽しめる。民俗学をかじった人ならさらに楽しめる。
かつ、そんなこと考えずに見ても面白い。だから子供もがっつり見る。グロいという意見もちらほら聞くけど。
これはすごいと思った。大人子供問わず、もっといえば老若男女だれでも楽しめるような要素を持っている。

とりあえず「千と千尋 民俗学」「千と千尋 考察」あたりで検索すると吉かも。
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2009/06/06 23:04 | Comments(0) | TrackBack() | アニメ
徒然化学
つらーっと書くので筋道が通っていません。あらかじめご了承ください。

僕は月曜火曜を化学の日と名付けた。これらの日には、化学を勉強するのである。
時間割を考えると、これらの日が最も都合がよかった。それ以外の日には一切勉強しないので、教材は持ち帰らずに教室のロッカーにつめておける。重い荷物がずいぶん軽くなった。

今日はその化学の日である。今日は「重要問題集 」なるものを解く予定だ。
僕は問題を解くのがはやいので、1時間もあれば1単元は終わるだろう。余った時間は「化学I・IIの新研究」でも読んで知識を補強する。それだけでいい。
とくに最近習っている有機化学は簡単で、授業で習って1回復習すればもう大丈夫。なぜなら有機化学というのは何回も何回も同じ反応(二重結合に水素付加とか、濃硫酸による脱水あるいは酸化とか)が出てくるので、授業が復習を兼ねるからだ。めんどうくさいのは触媒くらいか。まあこれも今のところ5,6種類だから大したことはない。
また先に習った無機化学をしっかり(理論的に)学習していれば、有機化学は非常に楽になるね。半反応式しかり、弱酸遊離しかり、中和滴定しかり。

あと化合物の名前が覚えられないよー、とか言ってる人は記憶力がないだけなので、ひたすら繰り返し見て覚えるといい。これザイオン効果というらしい。接触回数が多ければ多いほど、親近感が強くなる。人間関係でも同じだよね。
注意しておくと、アセトン、蟻酸、トルエンなどの慣用名は単純記憶しかないけど、IUPAC名は規則性があるからその規則を使って覚えること。「覚えること増えるじゃん」とか言わないの。確かに覚えること増えるけど、分かりやすくなるからいいの。クリアファイル買ってきて机上に散乱したプリント類を分類するようなもんだ。最初はめんどうくさいけど、慣れれば単純記憶していたころが忌々しくなってくるはず。

この「そこにある規則性を分かる」というのは、理系には特に不可欠な能力だと僕は思っている。数学、物理、化学なんかは、その能力の有無が実力に直結してくる。生物と地学は専攻してないのでよく分からないが、同じ科学の範疇にある以上、同様に成績を大きく左右するはずだ。
ちなみに、歴史でも同様で、「歴史の定石」というものが存在する。たとえば、戦乱期の後に誕生した最初の統一王朝は短命だとか、その次の統一王朝は長寿だとか(教訓があるからね)。中国の秦、隋なんかはもろにそう。

僕の勉強に対するスタンスは「めんどうくさいのでなるべく効率的に」。思うに天才というのはたいがいこのような考えなのではないだろうか。はてなid:teruyastarいわく、

つまりは天才へ至る道が、
パクリに罪悪感をいだかないことであり
自分になにがしかの力があるとうぬぼれないことであり

天才になれる秘密 - teruyastarはかく語りき)より引用

要領がいい人はどっかにあるオリジナル、それも全くジャンルの違うものから形式・規則を抽出し、それを応用することで効率をあげる。だから新しいことでもすんなりと理解できてしまうことが多い。(なんとなくの理解ではなく)。あれ、これって前どっかで見たことある気がする……という感じ。
パクリではないよ。パクリってのはここでは「(悪質な)引用」を指すとする。で、あらゆる学問は、実は裏で非常に緻密なネットワークを巡らせているのだが、要領のいい人はそのネットワークを発見できる、それだけのこと。たとえば他人のブログから得た着想がそれであっても、あなたはそれをパクリだと思う必要はない。



今日はここまで、やっぱりまとまってないな。
でも、自分の中にある思いは、次第に表現できるようになってきたなあ。

2009/06/02 21:16 | Comments(0) | TrackBack() | 勉強
中身のない更新
気楽だなあ、僕は。

最近は学校終わって帰宅して、夕飯を食べて、ネットを小一時間やって、図書館から借りてきた本を読み、眠くなってきたところで風呂に入る。風呂からあがると、すでに夜の1時をまわっている。仕方なしにさっさと布団に入る。翌日の準備などはおろか、予習復習さえも手に付かないという、このところの怠慢。

でも好きなブログはちゃんと読んでいるし、気になったことはしっかり調べて本も読む。やる気がない、充実していないと言えばうそになる。

勉強をし始めれば、2,3時間程度かるくできるのだが、最近は以前にもまして授業に集中しているので、家に帰ってまで勉強する気力がわかない。
まあ悩んでいるわけではなくて、覚えることが増えてたまんないとかそんな事態も、幸いにして記憶力がよいので生じていない。ちなみに今回の中間考査の平均点は88.6点。現代文だけ64点という惨事だったので、それを除けばかるく90点は超える。

まあ現代文については後述するとして、今回とみに得点が高かった(といっても5点くらいだけど)のは、ひとえに試験勉強が楽しかったから。とくに古典。理系教科は定期考査程度なら楽に取れるからね。
古典について言うと、なぜか突然その情景が脳裏にさあっと、鮮やかに浮かんだ。問題集に乗ってる課題文を読んでいた時のことだが。その体験の後は、人物の行動や感情の動きがよく分かり、勉強もよく進んだ。僕はいま、古典の勉強がとても楽しい。いいことだ。

技巧的な発見も幾つかした。助詞「て」の前後は同一人物の行動であることが多い、とか。


現代文は、まあクラス平均が40点台前半、クラス最高点でさえ70点を超えないという、非常に厳しい採点だったことを考慮すれば、まあまあだったのではないかと。評論が悪かったのは心に留めておかなければいけないけど。



話変わって最近読んでる本の話。当然、図書館に頼ります。
人はなぜ「美しい」がわかるのか (ちくま新書)
レトリックのすすめ

上の本は、以前書いた「主観と客観」について考えを深めようと思って借りた。興味深い個所は幾つかあったけれど、全体を見れば筆者自身の回想が半分くらいあって萎えた。ただ、清少納言と兼好法師の美意識の違いとか、それぞれの作家が「をかし」と「あはれ」を多用することについては、目から鱗が落ちた、かも。

下の本はおすすめ。レトリック(修辞)というのは、とかく日本では嫌われているような気がするが、これを知っておくと文章を書く時に重宝するし、文章の構成を考える上でも非常に使い勝手のいいツールになる。そのうえ、レトリックは小難しい文章を読み解く際にも力を発揮する――小説から、評論から、古典まですべてに通用する。
この本の特徴は、例文の量が多くて、本の厚みの3分の2を占めていることである。何といっても。取り上げられている作家は、夏目漱石や森鴎外から、『徒然草』の兼好法師や『枕草子』の清少納言まで、多岐にわたっており、質のいい文章をたくさん読むことができる。なぜ彼ら/彼女らの文が教科書に採用されているのかがよく分かる。んん、こういった文章技巧を学校で解説すれば、国語を勉強しよう、あるいは国語とは勉強することで伸びる教科だという実感を与えることができると思うのだけど。

なおレトリックのすすめについては、こちらのレビューを見たほうがよくその魅力が分かります。
わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「レトリックのすすめ」でマスターしたい12の文彩



いやほんと、長文書くのがあんまり苦痛じゃなくなってきました。密度が保存されているかというのは、また別問題ですが。それでは。

2009/05/29 20:49 | Comments(0) | TrackBack() | 雑記
将来の夢
痛いニュース(ノ∀`):実体験してみたいゲームランキング、1位は「ドラゴンクエスト」
僕が将来やりたいことのひとつが、こういう「実体験型ゲーム」製作なんですよね。
映画「マトリックス」のように、仮想現実の世界で遊ぶ。明晰夢を誰でも手軽に体験できるようなシステム。

ただ問題が3つほどあって、
①そんなシステムは開発可能か
②そもそもゲームの世界に入り込んで楽しいのか
③弊害はないか

①はまだ無知な僕で、なんとも言えませんが、脳の視覚野に電気信号を送り込んで、映像を認識させるということもできそうですし、脳科学の研究を進めれば仮想の空間で運動することも可能でしょう。
というか実質、人為的に「夢」を見させることができればいいんだから、そんな無謀でもないと思う。問題は、いかに装置を安全かつ手軽にするか。プレイごとに脳に電極を埋め込むようじゃ、やってられません。

②が意外と難問で、最初に挙げた記事でも言ってますが、
たとえば「ドラクエ」とか、外側からプレイしてる我々からすれば楽しいですが、主人公の勇者は命かけて世界を救おうとしてるんですから。「ゲームやろ~」なんていう生半可な覚悟じゃ、やっちゃ駄目なんですよ、本来。だから、そこらへんどう調整するか、非常にムツカしい。RPGにはたいてい壮大で悲惨な設定がついていますから、どうしてもギャップが出ます。
ではアクションはどうか。マリオ……そうだなあ、あんなでかいキノコ食えねーよ、とか高所恐怖症ですとかいろいろあるけど、やはり死の問題が大きい。ドッスンに潰されるとかパックンフラワーに喰われるとか、死に際して痛覚をどう表現するか、という大きな問題です。それと64以降ならまだしも、二次元のレトロゲームがリメイクできない。だってファイヤーバーとか有名無実になってまうし。

シューティングはまだ可能性があるかもしれないが、それはフライトシミュレータとか使ってれば事足りるんじゃないかと思います。むしろテレビでやるほうがシューティングは楽しい。東方(=縦スクロール弾幕STG)にしても、幻想郷に行くのはいいが弾幕ごっこはしたくない。というか三次元構造どうなってんの、大玉の後ろ見えねーよとかもうがっかりすること必至です。まあ「おれは咲夜さんの下に潜り込むんだ!」とか「この弾幕はチルノに抱きついてやり過ごそう」とか言う人もいっぱい居そうですが。

やっぱ可能性があるのは対戦型アクションですかね。ストリートファイターとかメルt(ry
あれなら比較的簡単に作れそうです。マップとかのデータ量も少ないし。
アドベンチャーエロゲの大部分も可能そうだが、製作費用が従来に比べて跳ね上がるだろうなあ。



最後の③。イメージの近いものとして、ネットゲームがあります。ネットゲームは今でも半ば仮想現実化してる面があります。「ネトゲ廃人」という言葉があるように、ネトゲの世界に入り込んで人生オワタ\(^o^)/ な人もいます。つまり弊害というのは、時間食うんじゃね? っていう。
しかし、邯鄲の夢の故事にもあるように、夢の中で過ごした体感時間と実際に寝てた時間は、たいがい一致しません。しばしば夢の中のほうが長い。クラナドアフt(ryみたいな。実際に体が動かないとこは一緒なので、そういう脳ミソをフル活用させて短時間圧縮なシステムが作れたら解決。
ゲームは1日1時間、どころか5分で大満足なゲームが作れると素晴らしいと思います。

2009/05/23 15:21 | Comments(0) | TrackBack() | ニュース
【英語】基本動詞を身につける
基本動詞ってのはつまり、よく使われている動詞のこと。
よく使われていると、おのずと使用範囲が拡大していって、辞書の項目がハンパないことになる。よく使われる割には簡単でない。そういう動詞。
逆に基本動詞をしっかりマスターしていれば、何かと役に立つ。英作文とか。

具体的には
do have make get take give put go come run keep
とか。いずれもイディオム集などでよく見かける単語ばかりだと思う。
今回はこの「基本動詞」について、軽い特集を作ってみる。
眠いので、あくまで軽く。

ちなみに日本語でもだいたいおんなじような単語が基本動詞で、どちらも不規則動詞であることが多いとかなんとか。

**

さて、では早速。
基本動詞をマスターしよう:スペースアルク
やはりスペースアルクは外せない。have, make, take, give, get についての記事。
基本動詞の説明を載せているサイトの大半は、ここから文章を(丸ごと)引用している。

do go make の世界 - ネイティブスピーカーも知らない!英語のヒ・ミ・ツ
Have/Get/Take - ネイティブスピーカーも知らない!英語のヒ・ミ・ツ
イラスト付きで、分かりやすい。

以下は具体例だが、参考になる。
基本動詞、例えばtakeはどうつかまえていますか? - Yahoo!知恵袋
英語について。英語の基本動詞は、だいたいget,give,go,come,run,keep,make,take,h... - Yahoo!知恵袋
基本動詞のイディオムはどのくらい覚えれば良い? -OKWave



基本動詞を学ぶことは、英語を「言語」として認識するのに役立つ。
英語と日本語の単語は、厳密に一対一対応をしているわけではない、と実感することができる。だから英語文を正確に読むためには、英語で考えるしかない、というのにも納得がいく。

**

しかしネットを使えば、無料で堪能しつくせないほどの英語にありつける。無料で優秀な英語教材を読むことが出来る。すごいなあ。

2009/05/23 00:27 | Comments(0) | TrackBack() | 言語

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