忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2024/04/27 08:18 |
千と千尋の神隠し 見て
金曜ロードショーで「千と千尋の神隠し」を見ました。
心を持ってかれました。

こいつは劇場公開されたときに、映画館に見に行ったんですが、なにしろ8年前というと僕は小学3年生で、内気で泣き虫で、あと嬉しいと悲しい以外の感情を持ち合わせていない人間でした。だから「面白かったよなあ」という記憶しか残ってませんでした。あらすじなんて、劇場を出たときにはもう覚えていません。そういう子供でした。

でも成長するに従って知識も増えてきます。高校3年生になった今、あらためて視聴すると、いままで気がつかなかった背景の精緻さにも目が届くようになったし、あらすじを追うことで千尋という少女の気持ちが自然と理解できるようになっていました。ていうか千尋が可愛すぎて窒息しかけました。

僕は基本的にじいっと長い間映像を見ていることができないというか、しばらく頭を使わなかったらむずむずしてくるので、映画とかドラマは好きじゃありません。でも「千と千尋」、あるいはアニメ全般だったら大丈夫です。4時間ぶっつづけでグレンラガン見ても全然大丈夫です。
これは色々理由があるんだと思います。第二義的なものには「演技が嫌い」というのがあって、だから映画やドラマを見てるとうずうずして眉間にしわよせて頭を掻き毟っちゃうのです。ただ一番大きいのは、「アニメは分かりやすい」ということなんではないかな。基本的に象徴的というか、アニメにはかなり記号的な面があるので、僕の貧弱な脳ミソでも理解しやすいんだと思います。

とりあえず「千と千尋の神隠し」は面白かった。大学生になったらまた見てみよう。


6/8 追記

この作品ってなんでも、大学の民俗学の講義に使われたことがあるらしい。つまり、それだけ凝りに凝って作られてるということ。
だからある程度、知識の蓄積がある「大人」はすごく楽しめる。民俗学をかじった人ならさらに楽しめる。
かつ、そんなこと考えずに見ても面白い。だから子供もがっつり見る。グロいという意見もちらほら聞くけど。
これはすごいと思った。大人子供問わず、もっといえば老若男女だれでも楽しめるような要素を持っている。

とりあえず「千と千尋 民俗学」「千と千尋 考察」あたりで検索すると吉かも。
PR

2009/06/06 23:04 | Comments(0) | TrackBack() | アニメ

トラックバック

トラックバックURL:

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<クラブを引退 | HOME | 徒然化学>>
忍者ブログ[PR]