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2024/05/11 12:22 |
中身のない更新
気楽だなあ、僕は。

最近は学校終わって帰宅して、夕飯を食べて、ネットを小一時間やって、図書館から借りてきた本を読み、眠くなってきたところで風呂に入る。風呂からあがると、すでに夜の1時をまわっている。仕方なしにさっさと布団に入る。翌日の準備などはおろか、予習復習さえも手に付かないという、このところの怠慢。

でも好きなブログはちゃんと読んでいるし、気になったことはしっかり調べて本も読む。やる気がない、充実していないと言えばうそになる。

勉強をし始めれば、2,3時間程度かるくできるのだが、最近は以前にもまして授業に集中しているので、家に帰ってまで勉強する気力がわかない。
まあ悩んでいるわけではなくて、覚えることが増えてたまんないとかそんな事態も、幸いにして記憶力がよいので生じていない。ちなみに今回の中間考査の平均点は88.6点。現代文だけ64点という惨事だったので、それを除けばかるく90点は超える。

まあ現代文については後述するとして、今回とみに得点が高かった(といっても5点くらいだけど)のは、ひとえに試験勉強が楽しかったから。とくに古典。理系教科は定期考査程度なら楽に取れるからね。
古典について言うと、なぜか突然その情景が脳裏にさあっと、鮮やかに浮かんだ。問題集に乗ってる課題文を読んでいた時のことだが。その体験の後は、人物の行動や感情の動きがよく分かり、勉強もよく進んだ。僕はいま、古典の勉強がとても楽しい。いいことだ。

技巧的な発見も幾つかした。助詞「て」の前後は同一人物の行動であることが多い、とか。


現代文は、まあクラス平均が40点台前半、クラス最高点でさえ70点を超えないという、非常に厳しい採点だったことを考慮すれば、まあまあだったのではないかと。評論が悪かったのは心に留めておかなければいけないけど。



話変わって最近読んでる本の話。当然、図書館に頼ります。
人はなぜ「美しい」がわかるのか (ちくま新書)
レトリックのすすめ

上の本は、以前書いた「主観と客観」について考えを深めようと思って借りた。興味深い個所は幾つかあったけれど、全体を見れば筆者自身の回想が半分くらいあって萎えた。ただ、清少納言と兼好法師の美意識の違いとか、それぞれの作家が「をかし」と「あはれ」を多用することについては、目から鱗が落ちた、かも。

下の本はおすすめ。レトリック(修辞)というのは、とかく日本では嫌われているような気がするが、これを知っておくと文章を書く時に重宝するし、文章の構成を考える上でも非常に使い勝手のいいツールになる。そのうえ、レトリックは小難しい文章を読み解く際にも力を発揮する――小説から、評論から、古典まですべてに通用する。
この本の特徴は、例文の量が多くて、本の厚みの3分の2を占めていることである。何といっても。取り上げられている作家は、夏目漱石や森鴎外から、『徒然草』の兼好法師や『枕草子』の清少納言まで、多岐にわたっており、質のいい文章をたくさん読むことができる。なぜ彼ら/彼女らの文が教科書に採用されているのかがよく分かる。んん、こういった文章技巧を学校で解説すれば、国語を勉強しよう、あるいは国語とは勉強することで伸びる教科だという実感を与えることができると思うのだけど。

なおレトリックのすすめについては、こちらのレビューを見たほうがよくその魅力が分かります。
わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: 「レトリックのすすめ」でマスターしたい12の文彩



いやほんと、長文書くのがあんまり苦痛じゃなくなってきました。密度が保存されているかというのは、また別問題ですが。それでは。
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2009/05/29 20:49 | Comments(0) | TrackBack() | 雑記
備忘録と近況とか
日本人の英語 (岩波新書) 」を借りて読む。
これは以前から各所で絶賛されていたが、めんどくさくて読まずにおいた一冊。ホッテントリにあった「大学教師が新入生にすすめる100冊」の記事で発見して、この機会に読んでおこうと思った次第。


そういや以前「ドン・キホーテ (岩波少年文庫 (506)) 」を読んだ。
「ドン・キホーテ」といえば、スペインのセルバンテスの著作として有名。ルネサンス期に入り、廃れつつある騎士道(精神)を風刺する内容の小説だと、世界史の時間には習った。
また、「ドン・キホーテ」の中で最も有名な場面は「狂ったドン・キホーテが風車に突撃し、大けがをする」というところだが、これはドン・キホーテがいかに狂人であるかを象徴的に示しているだろう。

しかし実際に読んでみると、カッコいいのである。ドン・キホーテ。
自分から進んで狂人を演じる人間はいないだろう。ドン・キホーテにしても、あくまでその小説の中の「理想の騎士像」を演じきっているだけ。それは本人にしてみれば非常識どころか、騎士の鑑ともいえるような行為なのだ。しかしそれは既に時代遅れの美意識であって、周りからしてみればドン・キホーテは狂人以外のなにものでもない。そういう意味で風刺文学。
ただ、自分の信念を貫くドン・キホーテはすげえ人。狂ってるからだと言えばそれまでだが。
僕が読んだ岩波少年文庫版は、少年向けの分かりやすい文章であるうえ抄録で分量が少ないので、すぐ読めてオススメ。

**

暫く前のことだが、東方星蓮船Normalをクリアしたので報告。
東風谷早苗=神奈子装備で1機残し余裕でした。
リプレイ。何の参考にもならないけどね。

2009/05/22 20:32 | Comments(0) | TrackBack() | 雑記
紙 のよさ
紙の本が100%亡くなると断言できる、たった一つの理由 - 今週の天牌

えー、つまり「発明された時にはすっげえちやほやされてたカセットテープだって今はほとんど廃れてるじゃん。だから紙もデジタル媒体にとって代わるんだって」ということですね! なにこれ釣り? 

デジタル媒体、確かにスペースとらないし流通も簡単だし、最近はディスプレイの進歩もあって緻密な画像が楽しめますけれど。紙媒体とは決定的に違う部分があります。
そして僕は、それがあるからこそ紙は生き続けると思います。


何かというと、つまりデジタルデータを閲覧するためには「ディスプレイ」が必ず必要になる。ディスプレイというのは自分から有色光を発してるわけです。これが非常に目に悪い。僕の主観を多分に含んでますが。
対して紙媒体だと、まああれは光の反射であって自分から光を出しているわけではない。直射日光を避け適当な明るさのところで楽しめば、ディスプレイより遥かに目に優しいし、疲れません。


あともう一つ挙げると、たまごまごさんも
エロマンガが紙媒体であることが求められるワケ - たまごまごごはん
パソコンで邪魔にせずに読めるにもかかわらず、隠す場所に苦労し、置く場所を確保しなければいけない「紙媒体」からなぜエロマンガが離れないかというならば。
個人的には「寝っ転がって読めるから」に尽きると思います。
と言っておられる。
紙自体が重要なんじゃなくて、紙がいっぱい綴じられてひとつの本となってることに意味があるわけです。

……もしかしたら「例の東大が開発した伸び縮みする有機ELディスプレイとかがもっと進化して、紙くらいに薄くなったやつを、数百枚綴じて漫画みたいな形にして、んで背表紙のとこにはフラッシュメモリなりSSD?なりがついててデータが蓄えられるようになってて、自由に選んで一枚一枚に表示できる」なんてことができる時代が来るのかもしれないけど。めんどくさいな、それなら紙でいいと思わない? 

あと「わざわざ束ねる必要ないんじゃね?」と思うかもしれないけど、駄目です。あのパラパラめくる感じが要るんですよ。小説とか漫画を立ち読みするときにパラパラと中身を確認する行為ができません。辞書をパラパラめくって望みの項目に辿りついたり、途中で違う項目に惹かれて時間くったり、そういう「遊び」というか、そういうことができるのが紙媒体のいいとこ、いや本質というものじゃないのかなあ。


2009/05/19 23:08 | Comments(0) | TrackBack() | 雑記
人間すげー らしい
読めることが間違い? : ひろゆき@オープンSNS
ねとらぼ:確かに“読めてしまう”コピペに2ch住人が「人間すげー」と驚く - ITmedia News

なんぞこれ。

ソースははっきりしないが、どうやらケンブリッジ大学の研究結果を応用したものらしい。単語の最初と最後の文字さえ合っていれば、文字の順番がめちゃくちゃでも楽に読めるんだそうだ。
いや、まあ嘘か。

こんちには みさなん おんげき ですか? わしたは げんき です。 この ぶんょしう は いりぎす の ケブンッリジ だがいく の けゅきんう の けっか にんんげ は もじ を にしんき する とき その さしいょ と さいご の もさじえ あいてっれば じばんゅん は めくちちゃゃ でも ちんゃと よめる という けゅきんう に もづいとて わざと もじの じんばゅん を いかれえて あまりす。 どでうす? ちんゃと よゃちめう でしょ? ちんゃと よためら はのんう よしろく

読める。普通の文とほぼ等速度で読める。
たぶんこのコピペ作った人は、何回も何回も文字を入れ替えて試して、一番読みやすい順番を探りあてたんだろうね。その努力やよし。
この現象は、錯視なんかと同じく、一種の脳の思い込みなのかな。

小飼弾氏がなんかスクリプトを書いていた。テキストボックスに文章を入力すると、自動でひらがなに直してケブンッリジ化してくれる、というスグレモノ。この記事もケブンッリジ式で書こうかと思ったが、漢字かなまじり文が好きなのでやめた。

ところで、このニュースを見てこれを思い出した。
涼宮ハルヒの憂鬱で読書速度が上がる - うぱ日記
少し前のホッテントリ。そんな長くないので、内容は自分の脳で確かめてください。


追記
別のジェネレータが出てた。
ケブンッリジ ジネェーレタ
ひらがな・カタカナのみ対応というが、漢字仮名交じりでも和漢混淆でも可。
Shuffled-word Text Generator
こちらは英語版。ちょっと読み辛いかも。

ケブンッリジ変換
こっちも、漢字かな交じり文でもできる。例文に「ガノタ判定用」付き(ガノタ=ガンオタ)。

とか調べてたらすでにまとめサイトがいっぱいあったりして。
OTCHY.NET » ちんゃと よゃちめう?系ジェネレータまとめ
よめてしまうリンク

すげえ、なんという情報収集能力。僕なんか足元にも及びませんな。

2009/05/09 01:05 | Comments(0) | TrackBack() | 雑記
【漫画】つぐもも
たまごまごさんとこのレビュー見て、おもしろそうだったので読んでみた。

ボーイ・ミーツ・えらそうな女の子の”ぶるまくら”「つぐもも」 - たまごまごごはん
もっともっと、女の子に(おちんちんとか)振り回されたい!「つぐもも」二巻 - たまごまごごはん

で、言われているように、絵がひとこまひとこま綺麗です。イラストレーションです。人体の質感がリアルでたまらない。
なんでもフルデジタルの環境で製作されていて、効率がいいので、一人でも描いていけるとか。

もともとWEBコミックなので、まあ2~3話はブラウザでも読めます。
コミックハイ!
けど僕はネットで読むのお勧めしません。レビュー読んで、即アマゾンしたほうが楽しめます。
要はインパクトの違いです。

ちなみに作者の浜田よしかずさんは、イラストの作業工程を録画して、ニコニコ動画にアップしています。
http://www.nicovideo.jp/mylist/5509661
とにかく綺麗で繊細な絵を描かれる方だなあ、とこぼしておきます。



Amazonアフィリエイトに登録したんだけど、うまくいかないなあ。





2009/05/04 14:00 | Comments(0) | TrackBack() | 雑記

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