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2024/05/17 16:02 |
気付き
クラシックが好きで
以前買った「ベスト・オブ・ベスト ピアノ名曲100」というのを聴いていたんですが、

その中の、Disk.2 Tr.23 チャイコフスキー「舟歌」
に亡き王女の為のセプテットと同じ旋律があったのでメモ。

具体的にはここで聴いてみると一発でわかると思います。
(聴けない場合は直接MIDIデータに)
あと2001年宇宙の旅にも使われている? よく分からないけど。

といっても一部分だけですがね。
でも曲の雰囲気もなんとなく似ているかな?
哀愁を含むような美しい旋律に始まり、徐々に躍動していく感じ。

まあ偶然でしょう。


ところでこの前「タンパク質の音楽」という本を読みました。
牛にモーツァルトを聴かせると乳の出が良くなるとか、
みそにヴィヴァルディ聴かせると旨くなるとか、
そういう眉唾な音楽の効用を説明している本でした。
図書館では児童書コーナーにあったにも関わらず、
量子力学、分子生物学などへのややこしい言及が見られ、少々難解でした。

内容としては、
独立の学者であるステルンナイメール博士の研究によると
アミノ酸がtRNAやらリボソームやらを介してタンパク質になるとき
波動としての性質が強くなります。
(そもそもすべての物質は粒子と波の性質を両方持っているのですが、
その波としての物質が持っている振動数ってのは、質量に比例して大きくなります。
質量の非常に小さい電子1個でも10の20乗ヘルツ程だと言いますから、
我々のサイズは言うに及ばず、アミノ酸なんかでもそれよりもっと大きくなります)

で、ステルンナイメール博士は特定のタンパク質が合成されるときに
アミノ酸が発する波動(これを「スケーリング波動」と呼ぶらしい)を計算で出し
ただそれだと振動数があまりに大きく聞こえないため70オクターブ(!)ほど落とし
音楽にするそうです。
また博士は、様々なタンパク質をメロディにしていくうち
多くのタンパク質が非常に美しいメロディを持っていると気づきました。
例えば牛乳の出と関係しているプロトアクチン(だったっけ)というたんぱく質のメロディは
モーツァルトの作品にみられる特徴を備えていました。
実際にそのメロディを乳牛に聴かせたところ、乳腺炎になるほど乳をだしたそうです。


以上は本で確認せずうろおぼえで描いたのであしからず。
ネットでは「対照実験をしていない」とかいろいろ非難を浴びていますが、
個人的には非常に興味深い研究だと思います。
東方なんかのメロディも解析してみてほしいです。

何が言いたいかって言うと、
亡き王女の為のセプテットとチャイコフスキーの舟歌
双方に共通する旋律になにか面白い関係を見出したかった。それだけ。
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2009/03/20 17:53 | Comments(0) | TrackBack() | 雑記

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