忍者ブログ
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


2024/04/25 13:29 |
物理 光
光の単元テストがあったわけです。
僕はまあ、満点だったんですが、平均点が50点切ってると聞いて、予想通りだった半面、ちょっと切なくなりました。きっとみんな(言い過ぎか)は、僕と基本的なところで考え方を異にしているのだ。


ヤングの実験だとかニュートンリングだ楔形空気層だとかいうのは、結局は「経路差とか光路差とか位相のずれを全部足して、それが波長の整数倍(=mλ)だったら明るい」ということに帰結する。

みんなは公式を神聖化しすぎじゃないかと思う。じゃあ、参考書見れば問題が楽々解けるかってえと、必ずしもそうではない。端的に言うと、基礎は解けても応用は解けない。

もちろん、公式を覚えなくてもいい、というのではない。絶対覚えたほうがいい。ただそれは、あくまで特殊な状況下でしか成り立たない。だからその式が何を表わしているのかを、ちゃんと自分なりに理解しておかないといけない。僕はそこらへん、イメージとして。

参考。設問の中で光が膜の中を通ったとき、僕の頭の中では、膜の中で波長が短くなったあと、伸びる。ばねをイメージするとしっくりくるかもしれない。


今回のテスト、僕はとっても楽しめましたよ。
最後の大問は、京大入試問題の改題でしたが、ああいう問題は公式をそのまま適応できないことも多い。たとえば、今回の問題ではレンズの写像公式に「光路差」の概念を持ち込まなければ解けなかった。
まあ、問題の数をこなしてパターンをたたきこめばいいんだ、と言ってしまえばそれまでですが。それよりも、初見の問題でもささっと解けてしまう力を望むでしょう、普通なら。

僕はこういう風に、全体を覆っている概念みたいなものを探して(作って)、横着するのが好きなんだ。横着ってすばらしい。




こういう考え方は、全教科に応用できるからいいんだよなあ。世界史なんかはその典型で、先生や参考書はしきりに「流れをつかめ」と言っている。僕はこれを「歴史上の定石を知れ」というふうに解釈している。詳しくはまたいつか書くかもしれない。
ちなみに、世界史では記憶力が勝負だよね、とふと思った。誰が何と言おうが、記憶してない語句は推測の仕様もない。加えて、これがもっとも重要なのだが、「暗記するだけじゃだめだ、流れを理解しろ」的なことって、つまりは前後の流れも含めて暗記しろって言っているのと変わらないんだよ。


尻切れとんぼだけど、ここらへんでやめておく。
異論あればコメント欄にどうぞ。むしろ僕の偏見への批判とか、あったほうがありがたい。
PR

2009/05/08 20:37 | Comments(0) | TrackBack() | 勉強

トラックバック

トラックバックURL:

コメント

コメントを投稿する






Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字 (絵文字)



<<国語テスト考 | HOME | 【漫画】つぐもも>>
忍者ブログ[PR]